屋根リフォーム実践マニュアル

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傷みやすい理由

住まいの中で一番傷みやすい屋根

屋根は雨漏りなどの目に見えたトラブルがない限り、リフォームと聞いてはじめに思い浮かぶものではないですよね。

しかし、考えてみてください。 屋根は一年中外での野ざらしになっているのですから、思った以上にダメージを受けています。 髪の毛ではないですが、紫外線によるダメージも結構なものなのです。

瓦などの家の屋根とはちょっと違うのですが、私の実家のカーポート屋根のお話です。

その屋根はプラスチックが素材で、ゴムとチューブに入ったシリコン剤のようなもので接続部分を補強してありました。 ところが、ある大きな台風が通った時のこと。バキッとはがれて飛んでいってしまったのです。 慌てて追いかけて回収しましたが、 あわやご近所さんの車を傷つける一歩手前・・・ 本当に冷や汗ものでしたよ。

その後も紫外線のせいなのか、ひび割れがはいってしまうなど (洗濯バサミや外用ハンガーも紫外線で割れやすくなってしまいました) 一年中外に置いているものは思いのほか、早くに寿命がきてしまうことは実感していました。

もちろんプラスチックの寿命と瓦の寿命は全然違うでしょうけど・・・

屋根を傷める原因は次のようなものがあります

  • 劣化・・・経年によるもの。紫外線や酸性雨が塗装を劣化させるので瓦が割れやすくなる。
  • 金属の腐食・・・屋根材固定の為の金属部分が長年使用することで、腐食していく。こうなると屋根の耐久性が落ち、屋根材の固定が外れてしまうので、台風や地震の際に落下してしまう危険が高まる。
  • 凍害・・・冬期に起こる。瓦の内部の無数の気孔に水分が溜まり、寒さで水が凍るとそれが膨張する。これが瓦の強度を下げ、ひび割れを招く。
  • 塩害・・・沿岸部に起こる。瓦に含まれる酸化鉄と、海からの風に含まれる塩分が結合することによって、内部から錆びていく現象。瓦が割れやすくなる。

屋根の寿命も延ばせる

一家を建てて10年が経過したら、屋根の傷みを考慮しなければいけない時期のようです。 20年~30年で下地が傷むようなので、葺き替えが必要になってくるそうです。

もっとも、台風や大雪・季節風などの強い風が通った後は点検した方が良いとされています。 屋根の健康診断ですね。

人間と違ってお金はかからないのが一般的ですから、やっておいて損はないと思います。

歴史的な建造物は100年以上もその外観を保っていますが、それも定期的なメンテナンスのお陰。 人間と同じで、「早期発見と手当て」が家(屋根)の寿命を延ばす鍵となります。

 
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